業務用エアコンの配管はテープ?化粧カバー?
業務用エアコンを導入する際に悩むのが、配管や電線などを保護するために使用する物をテープにするか?それとも化粧カバーにするか?という問題です。基本的に業務用エアコンの場合費用が高いので、費用をそれほどかけたくないという場合には、テープで仕上げるのが一般的です。これは見た目を良くするため、配管や電線を保護して長持ちさせるために巻きます。化粧カバーを取り付けると化粧カバーの費用がかかるので、あまり見た目にこだわらないという人は仕上げをテープにしてもらうというのもよいでしょう。
見た目をしっかりとしたいという人は、化粧カバーを使ってもらい費用は若干かかりますが、化粧カバーで仕上げてもらうようにしましょう。仕上げ方法については、現地調査などの際に業者の担当者に希望を伝えておくようにするとよいでしょう。何も伝えないとテープで仕上げるということになる場合が多いです。化粧カバーを希望する場合には、そのことを伝えて見積りにもその費用を明記してもらうようにしましょう。化粧カバーについては、配管の太さや本数などによっても大きさが変わりますので、金額はすべて同じではありません。
業務用エアコンの試運転と除湿運転とは?
業務用エアコンの試運転について
業務用エアコンを設置した際などには、必ず試運転を行います。試運転を行い、正常に部屋を冷やすことが出来ているか?リモコンの操作によって風向や風量を変えることが出来るか?エラーコードなどが表示されないか?その他不具合が出ていないか?などをチェックしていきます。もしもエラーコードや不具合が出たという場合には、すぐに改善する必要があります。試運転の時間についてですが、説明書に従い行うのが一般的です。試運転の時間は2時間というものもありますし、最低1時間、30分以上などという場合もあります。
試運転の場合には1時間前後行い、問題がなければそのまますぐに使用することが出来ます。試運転を行うのは設置した業者ですが、一般的には試運転の際には工事の依頼者に立ち会ってもらい確認するというのが一般的です。試運転は設置後すぐに行いますが、それ以外のシーンでも試運転を行うという場面があります。
それは、夏のシーズンに入る前です。業務用エアコンを一番使うのは、夏です。夏になると故障や不具合などのトラブルが増加するため、修理業者もすぐに手配出来ないということがあります。そのため、必ず夏のシーズンに入る前に正常に動くかどうかを自分自身で試運転を行い確かめておきましょう。もしも、不具合があればすぐに修理業者に修理を依頼しましょう。
業務用エアコンの除湿運転について
業務用エアコンには、冷房、暖房の他に除湿運転を行うことが出来るものがあります。そもそもこの除湿運転の目的とは、どのようなものなのでしょうか?冷房の場合には部屋の温度を下げるということを目的として運転を行います。それに対して、除湿運転とは部屋の中の湿度を下げることを目的として運転を行います。一般的に、冷房と除湿運転は混同されてしまいがちですが、このようにそもそもの目的が違います。
冷房運転は、夏などに部屋の温度が高くなり、温度を下げる目的で使用するのがおすすめです。除湿運転は、湿度が高くなる梅雨の時期に部屋の湿度を下げる目的で使用するのがおすすめです。
普段、温度は気にするけれど湿度はあまり気にしていないという人も多いかもしれません。しかし、部屋の中が同じ温度であっても湿度がどのくらいかによって暑く感じる場合と寒く感じる場合があります。快適に過ごすためには湿度を適切に下げる必要があります。
部屋の中の湿度が高すぎると、カビなどが増えやすくなると言われています。逆に冬場など乾燥しやすい季節になり湿度が低くなり過ぎるとインフルエンザなどにかかりやすくなるとも言われています。湿度を適切に管理しましょう。